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2009/06/26

局紙(きょくし)

 デジタルフォト研究会という団体があり、「夢の配達人展」を横浜市民ギャラリーで開催していた。この団体は写真をデジタル的に加工して作品を作り楽しんでいる、吾輩の最も興味を持つ作品をたくさん展示している。初心者と思われる まだまだレタッチの勉強中の作品も多くみられたが、見事なテクニックで作品を仕上げているものも多くみられた。大変参考になった。
 我がデジタル写真勉強会としても 同様な作品を作って見たいのだが、まだまだ参加者はこちらの方面まで興味を示さない。真面目に美しい写真を仕上げるのに夢中である。まだまだ時間がかかりそう。
 「夢の配達人展」のレクチャールームで ピクトランと言う会社の 簾田(みすだ)さんと言う方の プリント用紙の講演があった。日ごろ私が使っているプリント用紙は キャノンのプロフォトペーパか、エプソンのクリスピア、富士フイルムの画彩などであるが、どうも違う質の用紙らしい。紙のことになると 専門用語が飛び出し良くわからない。時々 きょく紙 とか ○○板とか聞こえるが 何のことか判らず聞く始末。メモを取ろうと 筆記用具を探すがカバンの中にも無い。きょく紙とは 極限を極めた紙ということであろうと聞いていた。
 家に帰り インターネットで調べると「局紙」と書くようだ。越前和紙「烏の子局紙」とも言うらしい。作られ始めたのは今より100年前とのことで、小切手、株券、証券、免状などの局紙類に使われると書いてある。どうも造幣局で使われる用紙のことらしい。(まだ推測の段階)。初めて聞く単語だが 大変勉強になった。
 この日の目的は 3時からの機会蜘蛛のショーを写すこともあった、講演聞いたため 5時からのショーで 機会蜘蛛を写した。今日はコンパクトデジタルカメラでの撮影で メモ程度に写す予定でったが、現場に着いてカメラをテストしてみると、シャッターが下りない。モニターには「ライトプロテクト」と表示されている。ライトとはてっきり「明かり」のことだと思い、取扱説明書を調べてみたが書いて無い。残念本日は駄目かと諦めかけていた。パソコン用語から言うとライトは 「書く」ことだ そうか書き込みがプロテクトされていると言うことかと気づき、メディア(SDカード)を見るとプロテクト側にレバーがきていた。SDカードのプロテクトを外し一件落着。歩道橋の上から 機会蜘蛛のショーを機嫌良く写すことができた。
Kumo3   Kumo

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2009/06/20

有楽町駅前での出来事

 今月 2回銀座に出かける用事があった。2度ともJR有楽町の駅を降りて銀座方面へ歩き始めると、知らない男から「こんちは しばらくぶり」などと言って親しげに声をかけられた。「覚えているかな」と言うから「知らないなぁ~、どなたでしたっけ?」と聞くと「この近くに住んでいる 電気屋の○○、以前良く逢ったじゃない」と言う。こちらが怪訝な顔をしていると、聞こえるような聞こえないような声で次から次へと話しかけて来る。
 はじめに声をかけられたのは、6月13日(土)、2度目が18日(木)である。声を掛けて来た人は同じ人ではない。2度目のとき この近くに私に似た人が居てその人と間違えているのではと思った。その男は あれから病気をしてしばらく入院していたようなことを 小さな声で話し続ける、この日は一時間ほど早く有楽町の駅に着いたので、大勢の人が行き交う雑踏の中で足を止めて話を聞いていた。
 突然男は、顔を寄せてきて小さな声で「聞こえるか」という、何のことか判らず「聞こえまっせ」と答えると、「知り合いが馬を持っていて、馬券で儲けた」と言ってズボンのポケットに無造作に突っ込んでいる、札束を見せた。大金を持ったことがない者には いくらあるかの検討はつかなかったが、少なくとも50万円はある札束が 2束というより 2塊無造作にゴムバンドで止めて持っていた。
 彼は この程度の金は簡単に儲けられる、この近くにあるから行こうと言うのであろうが 声はとぎれとぎれにしか聞こえない。友人との待ち合わせ時間が近づいてくる、その前に銀座に咲くアジサイの写真を撮りたかったので、「今日は用事があるのでごめん!」と行こうとすると、彼に二の腕を掴まれた、強い力で何処かへつれて行こうとされた。これはやばい 気の弱い者は「君子危うきに近寄らず」、 彼の腕を振りほどいて、足早にその場を去ることにした。
 良く考えてみると、人のよさそうで 小金のありそうで そろそろボケの始りそうな老人を捕まえて、博打に誘い 持ち金を巻き上げようという輩ではないか、昔のサラリーマンは 被害にあっても プライドが捨てきれておらず、恥ずかしくて人に言えない、特に大きな企業の管理職にあった人はなおさらだ。そんな弱点を突いた新たな犯罪であろうか。被害にあったという人は未だ聞いていないが 2回も同じような輩に声をかけられるところを見ると、鴨がうようよ歩いているものと思われる。
 君子とは恐れ多い お人好しの気の弱い ぼけ老人と見えただけじゃ。有楽町駅前は 足早にゆくべし。大金が簡単に稼げるわけはなかろう。くわばらくわばら。
Ajisai







6月18日の銀座にて

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